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工務店のイメージシート事例6選|デザインタイプ別に現場で選ばれた実例を紹介

2026年10月14日公開

新築やリフォームの工事中、足場に掲げたイメージシートは、工事が終わるまでの数週間から数か月にわたって、同じ場所で会社の名前を伝え続けてくれます。工務店にとって現場そのものが看板になるため、イメージシートのデザインは、会社の印象を左右する大切な要素です。

この記事では、工務店がイメージシートを使う理由と、デザインを考えるときのポイントを整理したうえで、実際に制作した工務店・リフォーム会社のイメージシートを、デザインのタイプ別に6つ紹介します。生地やサイズの選び方もあわせて解説しますので、これからイメージシートを作る方は参考にしてください。

工務店がイメージシートを使う理由

イメージシートは、足場の外側に取り付けて、社名や会社のメッセージを伝えるシートです。工務店がイメージシートを使う理由は、大きく分けて次の3つがあります。

工事中の現場が会社の看板になる

工務店の現場は、住宅街の中にあることがほとんどです。足場にイメージシートを掲げておけば、近所の方や、通勤・通学で前を通る人の目に、工事の期間中ずっと社名が触れることになります。「この地域でよく見かける会社」として覚えてもらえることは、地域で仕事をする工務店にとって大きな意味があります。

また、イメージシートに電話番号やQRコードを入れておけば、「うちもリフォームを考えている」という人が、その場で連絡先を控えることもできます。QRコードの活用方法は、次のコラムで紹介しています。

▶ 足場シートにQRコードを印刷!~建築現場の広告活用術~

近隣の方への印象をよくする

工事中の現場は、音やほこり、車の出入りなどで、近隣の方に少なからず負担をかけるものです。無地のシートで覆われた足場よりも、社名や親しみやすいメッセージが入ったイメージシートのほうが、「どこの会社が工事をしているのか」が分かり、近隣の方も安心しやすくなります。

「工事中です」「ご協力ありがとうございます」といった言葉をデザインに入れておくと、工事に対する印象をやわらげるきっかけにもなります。

防犯や求人の呼びかけにも使える

イメージシートは、会社のPRだけでなく、防犯の呼びかけや求人の告知など、さまざまなメッセージを伝える場所としても使えます。後ほど紹介する事例のように、「防犯カメラ作動中」と入れて、空き巣などへの注意を促す使い方もあります。

防犯や求人に使う方法は、次のコラムでも紹介しています。

▶ 足場の防犯対策に現場シートを活用しよう!

▶ 建設会社で使える!リクルートコピー例<50選>

デザインで意識したいポイント

イメージシートは、足場の上の高い位置に掲げられ、離れた場所から見られることがほとんどです。工務店のイメージシートをデザインするときに意識したいポイントを、3つにまとめました。

社名と電話番号ははっきりと

イメージシートの役割の中心は、会社の名前を覚えてもらい、必要なときに連絡してもらうことです。社名と電話番号は、遠くからでも読める大きさで入れましょう。デザインに凝りすぎて社名が小さくなってしまうと、せっかくのイメージシートの効果が薄れてしまいます。

伝えたいことを1つに絞る

「新築」「リフォーム」「外壁塗装」「求人」など、伝えたいことがたくさんある場合でも、1枚のイメージシートに入れるメッセージは1つに絞るのがおすすめです。その現場で一番伝えたいことを大きく入れ、ほかの情報は小さく添える程度にすると、ひと目で内容が伝わります。

会社のロゴや色をそろえる

会社のロゴやコーポレートカラーがある場合は、イメージシートにも同じロゴや色を使いましょう。名刺やホームページ、社用車などと見た目がそろっていると、「あの会社だ」と気づいてもらいやすくなります。

デザインタイプ別に見る工務店の事例

ここからは、実際に制作した工務店・リフォーム会社のイメージシートを、デザインのタイプ別に紹介します。「親しみやすさを伝えるデザイン」「会社の信頼感を伝えるデザイン」「テンプレートで手軽に作るデザイン」の3つのタイプに分けて、それぞれ2つずつの事例を見ていきましょう。

親しみやすさを伝えるデザイン

キャラクターや似顔絵、話しかけるような言葉を使ったデザインは、近隣の方や通りがかる人に親しみを感じてもらいやすいタイプです。住宅街の現場が多い工務店にとって、「話しかけやすい会社」という印象を残せるのが特長です。

(株)シノカツホーム様

(株)シノカツホーム様のイメージシートは、黄色の背景にキャラクターを大きく配置したデザインです。

  • サイズ:1,800×3,600mm
  • 生地:メッシュターポリン
  • デザイン:オリジナルデザイン
  • 入っている言葉:「ただいま、工事中です!」「防犯カメラ作動中」など

2人のキャラクターが「ただいま、工事中です!」と話しかけるデザインで、工事中であることを明るく伝えています。中央には「防犯カメラ作動中」の表示も入れ、親しみやすさと防犯の呼びかけを1枚で両立させています。お客様からは、「ネットで問い合わせしたのですが、すぐにお電話をいただき対応の早さにビックリしました」との声をいただきました。

(株)シノカツホーム様_キャラクターデザインのイメージシート事例

▶ 事例の詳細はこちら

(株)大浜工業様

(株)大浜工業様のイメージシートは、白地に黒文字のシンプルな構成に、似顔絵を大きく入れたデザインです。

  • サイズ:1,800×1,800mm
  • 生地:ターポリン
  • デザイン:オリジナルデザイン
  • 入っている言葉:「外壁補修・防水工事のスペシャリスト」「お任せください!」など

白地に黒文字でまとめたシンプルなデザインだからこそ、似顔絵の存在感が引き立っています。似顔絵はもともと手書きのものでしたが、イメージシートに使うために、データとして書き起こして制作しました。お客様からは、「とても好評で大満足しています」との声をいただいています。

(株)大浜工業様_似顔絵デザインのイメージシート事例

▶ 事例の詳細はこちら

会社の信頼感を伝えるデザイン

会社のロゴや社名、家づくりへの姿勢を表す言葉を、すっきりとまとめたデザインは、会社としての信頼感を伝えやすいタイプです。注文住宅や大規模な工事など、会社のブランドや考え方をしっかり伝えたい場合に向いています。

(株)創社様

(株)創社様のイメージシートは、会社のロゴを大きく配置し、落ち着いた色でまとめたデザインです。

  • サイズ:1,800×3,600mm
  • 生地:ターポリン
  • デザイン:オリジナルデザイン
  • 入っている言葉:「建築・不動産の 株式会社 創社」と電話番号

上半分にロゴ、下半分に社名と電話番号を配置し、情報を絞り込んだ構成です。深みのある色合いで、会社のブランドイメージがひと目で伝わります。お客様からは、「商品の仕上がりもきれいでしっかりしており、社内でも好評です」との声をいただきました。

(株)創社様_ロゴデザインのイメージシート事例

▶ 事例の詳細はこちら

輝匠(株)様

輝匠(株)様のイメージシートは、会社の姿勢を表すメッセージと社名を、上下に分けて大きく配置したデザインです。

  • サイズ:1,800×3,600mm
  • 生地:メッシュターポリン
  • デザイン:オリジナルデザイン
  • 入っている言葉:「20年先の『快適』をつくる」「建築工事全般 輝匠株式会社」と所在地・電話番号

上半分の白地に「20年先の『快適』をつくる」というメッセージを、下半分の黄色地に社名と連絡先を入れ、伝えたいことを2つに絞った構成です。長く住む家を建てる会社としての考え方が、短い言葉でまっすぐに伝わります。お客様からは、「何度も構成修正をさせていただきましたが、本当に素早く対応していただきよかったです。また、イメージ通りにできたことに感謝しております」との声をいただきました。

輝匠(株)様_メッセージを入れたイメージシート事例

▶ 事例の詳細はこちら

テンプレートで手軽に作るデザイン

デザインテンプレートを使えば、デザインの専門知識がなくても、社名や電話番号を入れるだけで手軽にイメージシートを作れます。テンプレートの文言や色を生かしながら、自社の情報を加えるだけで仕上がるため、初めてイメージシートを作る工務店にも向いています。

(株)リフォーム青山 浦安店様

(株)リフォーム青山 浦安店様は、デザインテンプレート「im75」を使ってイメージシートを制作しました。

  • サイズ:1,800×3,600mm
  • 生地:メッシュターポリン
  • デザイン:テンプレート使用(im75)
  • 入っている言葉:「想いをカタチに。」と社名・電話番号

青空と雲で家の形を描いた爽やかなテンプレートに、社名とロゴ、フリーダイヤルを入れたデザインです。風を通すメッシュターポリンで制作しています。お客様からは、「分かりやすい説明等が大変よいと思う。デザインもよい」との声をいただきました。

(株)リフォーム青山 浦安店様_テンプレートを使ったイメージシート事例

▶ 事例の詳細はこちら

合同会社サワディーハウス様

合同会社サワディーハウス様は、デザインテンプレート「im214」を使ってイメージシートを制作しました。

  • サイズ:1,800×2,700mm
  • 生地:ターポリン
  • デザイン:テンプレート使用(im214)
  • 入っている言葉:「安心」「丁寧」「高品質」「長持ち」「外壁塗装」「屋根工事」など

四つ葉のクローバーに会社の姿勢を表す言葉を入れたテンプレートで、下の部分に工事の内容を大きく入れたデザインです。お客様からは、「建築用デザインがあったので、簡単に発注できました。好評なので来年追加発注します」との声をいただきました。

合同会社サワディーハウス様_テンプレートを使ったイメージシート事例

▶ 事例の詳細はこちら

ここで紹介した6つの事例を、デザインのタイプ別に表にまとめます。自社に合うタイプを考えるときの参考にしてください。

デザインのタイプ 事例 特徴
親しみやすさを伝える シノカツホーム様、大浜工業様 キャラクターや似顔絵、話しかけるような言葉
会社の信頼感を伝える 創社様、輝匠様 ロゴや社名、会社の姿勢を表す言葉をすっきりまとめる
テンプレートで手軽に作る リフォーム青山 浦安店様、サワディーハウス様 テンプレートに社名や工事内容を入れて仕上げる

ほかの工務店・リフォーム会社の事例は、施工事例のページで紹介しています。

▶ 施工事例の一覧はこちら

デザイン・生地・サイズの選び方

イメージシートを作るときは、デザインの作り方、生地、サイズの3つを決めます。どれも、会社の状況や掲げる足場に合わせて選ぶことが大切です。

デザインの作り方を選ぶ

イメージシートのデザインは、テンプレートを使う方法、オリジナルデザインの制作を依頼する方法、自社で作ったデータを入稿する方法から選べます。今回の事例でいえば、リフォーム青山 浦安店様やサワディーハウス様はテンプレートを、シノカツホーム様や大浜工業様、創社様、輝匠様はオリジナルデザインを選ばれています。

初めてイメージシートを作る場合や、すぐに用意したい場合は、テンプレートを使うと手軽です。会社のロゴやキャラクター、似顔絵などを入れて独自性を出したい場合は、オリジナルデザインが向いています。テンプレートを上手に使うコツは、次のコラムで紹介しています。

▶ デザイン初心者でも安心!テンプレート活用のコツ

生地はターポリンかメッシュターポリン

イメージシートの生地は、表面がなめらかで印刷がくっきり見えるターポリンと、細かな穴があいていて風を通すメッシュターポリンの2種類から選べます。印刷の見え方を重視するならターポリン、高い足場や風の強い場所に掲げるならメッシュターポリンが向いています。今回紹介した事例でも、シノカツホーム様やリフォーム青山 浦安店様、輝匠様はメッシュターポリンを選ばれています。

それぞれの生地の違いは、次のコラムで詳しく紹介しています。

▶ ターポリンとメッシュターポリンの違いとは?

▶ 現場シート 生地の選び方

サイズは足場の寸法に合わせる

イメージシートのサイズは、掲げる足場の寸法に合わせて決めます。今回紹介した事例では、1,800×3,600mmや1,800×1,800mm、1,800×2,700mmなどのサイズで制作しています。大きな足場に合わせて、シートをつないで大判に仕上げることもできます。

サイズの考え方や、大判にするときのつなぎ加工は、次のコラムで紹介しています。

▶ 現場シート・足場幕の定番サイズとは?

▶ 【大判サイズの現場シート】つなぎ加工とは?

よくある質問

工務店のイメージシートについて、本文で触れきれなかった疑問をまとめました。

Q. 現場シートとイメージシートは同じもの?

A. ほぼ同じものを指す言葉です。足場に取り付けて社名やメッセージを伝えるシートは、「現場シート」「イメージシート」「足場幕」「養生幕」など、会社や地域によってさまざまな名前で呼ばれています。呼び方は違っても、足場の外側に掲げて会社をPRするという役割は同じです。

Q. 養生シートとは何が違う?

A. 一般的に「養生シート」は、足場全体を覆って、ほこりや塗料などが周囲に飛び散るのを防ぐためのシートを指します。一方のイメージシートは、社名やメッセージを伝えるために足場の一部に掲げるシートです。詳しい違いは、次のコラムで紹介しています。

▶ 足場で使われる養生シートと養生幕の認識の違いとは?

Q. 作ったデザインは他の印刷物にも使える?

A. 活用できる場合があります。大浜工業様の事例では、似顔絵を書き起こして制作したデータを、アフターサービスとしてお送りできることをご案内し、チラシなど他の印刷物を作るときにも使えるようにしました。データの活用をご希望の場合は、お問い合わせの際にご相談ください。

Q. データを自分で作って入稿できる?

A. 入稿できます。デザインデータをご自身で作成される場合は、データ作成ガイドに沿ってご用意ください。ご自身でデータを作るのが難しい場合は、デザインテンプレートを使う方法や、オリジナルデザインの制作を依頼する方法もあります。

▶ データ作成ガイドはこちら

まとめ

工務店にとって、イメージシートは工事中の現場を会社の看板に変えてくれるアイテムです。社名や電話番号を伝えるだけでなく、近隣の方への印象をよくしたり、防犯や求人の呼びかけに使ったりと、使い方の幅も広がります。デザインは、キャラクターや似顔絵で親しみやすさを伝えるタイプ、ロゴやメッセージで会社の信頼感を伝えるタイプ、テンプレートで手軽に作るタイプなど、会社の雰囲気や伝えたいことに合わせて選べます。

大切なのは、凝ったデザインにすることではなく、「どんな会社かを、現場の前を通る人に伝える」という目的を意識することです。最初から完璧なデザインを目指す必要はありません。まずはテンプレートの中から自社の雰囲気に合うものを探してみたり、今回の事例の中から近いタイプを選んでみたりするところから始めてみてはいかがでしょうか。

建築現場のイメージシートでは、工務店・リフォーム会社向けのデザインテンプレートから、オリジナルデザインまで制作しています。次の現場に掲げるイメージシートを、ぜひ検討してみませんか。

▶ デザインテンプレートの一覧はこちら

建築現場のイメージシート コラム編集部

監修

建築現場のイメージシート コラム編集部

創業50年以上の老舗印刷会社が運営する、イメージシートオーダー制作サイトの専門スタッフで構成された編集部です。長年蓄積された自社工場での製造ノウハウを活かし、建築・リフォーム・塗装・解体業者様のイメージシート制作や、現場販促の実務に役立つ情報をお届けしています。


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