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現場シート・養生幕の保管方法と注意点

2023年8月24日

現場での作業が完了し、次のプロジェクトへの準備が整いつつある中、現場シートや養生幕の保管方法に頭を悩ませている工務店・建設会社様も多いのではないでしょうか。ここでは、それらの正しい保管方法と注意点について解説いたします。

現場シート・養生幕とは?

現場シート・養生幕は、建設現場での広告として使用されることが多い大判のシートです。自社PR以外にも求人募集や安全への注意喚起として、使用されることもあります。

保管方法

一旦保管して、別の現場で使おうと現場シートを出してみると、使用できる状態ではなかったということはありませんか?
シートの保管を正しく行うことで、劣化を遅らせ、長期間の使用を可能にできますので、ぜひこれから紹介する保管方法をご確認ください。

折りたたんで保管

シートを折りたたむ際は、印刷面が重ならないように注意が必要です。納品時に付属しているビニールを間に挟むことで、インク同士がくっつくブロッキングを防ぐことができます。

たたんで保管

ただし、現場シートに使用しているターポリン生地の特性上、たたむと折りじわができてしまい、一度折り目がつくと完全には消えません。そのため、しわを付けたくない場合はたたんでの保管は避けてください。また、長期間折りたたんで保管すると、インク剥がれの原因にもなりますのでご注意ください。

※現場シートは、生地・サイズに関わらず、たたんでのご納品を標準仕様とさせていただいております。
もし、たたみしわが気になるという場合は、紙管巻きにて対応させていただいておりますので、事前にご相談ください。
(紙管巻きの場合、別途納期・料金がかかる場合があります。必ずお問合せください。)

ロール上に巻いて保管

シートをロール状に巻く際は、印刷面を内側にして丸めることを推奨します。この方法では、納品時のビニールシートを挟んでからロール状に巻くことで、インクのブロッキングを軽減できます。ぜひ納品時のビニールは捨てずに取っておいてご利用ください。

ロール状に巻いて保管

保管時の注意点

現場シートを長持ちさせるための保管時の注意点をいくつかご紹介します。

濡れたまま保管しない

雨や水に濡れたシートをそのまま保管すると、色の変色やインクの剥離が起こる可能性があります。
シートが濡れてしまった場合は、乾いた布で水分をしっかり拭き取り、天日干しをして十分に乾燥させてから保管してください。

洗剤・薬品を使用しない

現場シートの汚れが気になる場合でも洗剤や薬品の使用は避けてください。色落ちを引き起こす恐れがあります。
どうしても汚れを落としたい場合は、柔らかい布を水で濡らし、優しく拭き取ってください。固めの素材のものを使用したり、ゴシゴシ擦ったりするとインク剥がれを引き起こす場合がありますので、避けてください。

高温や低温の場所を避ける

シートの劣化や色の変色、インクの溶けによるブロッキングを防ぐため、高温や低温になる場所での保管は避けてください。

まとめ

現場シート・養生幕の正しい保管方法と注意点を守ることで、シートの劣化を防ぎ、長期間にわたって安心して使用することができます。ぜひこちらの記事を参考にしていただき、正しく保管していただければと思います。

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